知識を身につけるための正しい アプローチ手順をまとめました。正しい勉強法を身につけることが成功への一番の最短ルートです。なにかスキルを身につけるよりも重要な勉強スキルをぜひ身につけましょう。
1 勉強対象にどれだけ価値があるか知る
勉強を始めるのをちょっとまってください!まずやるべきなのは、「なぜその勉強をやるのか?」「なにが得られるのか?」を考えることです。
基本中の基本ですが、意外と見逃しがちなポイントです。その勉強に対して価値を見出さないと、モチベーションは上がりません。勉強によってどんな利益が得られるのかについて、はっきりと理解しておきましょう。
これは勉強中の不安対策にもなります。勉強中の不安はモチベーションを下げるだけでなく、勉強中の効率も下げてしまいます。逆に言えば、重要性を理解していればモチベーションは自ずと湧きます。しっかりと価値を見出して、自分のやっていることに自信をつけましょう。
2 目標を設定する
何を目指しているのかをはっきりとしましょう。 最終的な目標地点がないと、片っ端から勉強しないといけなくなります。 自分のなりたい姿を明確にして、それに向かって必要なものだけを取捨選択していきましょう。
人の時間は限られているので、実は才能や工夫よりもやらなくていいことをやめることが一番重要だったりします。
ジョブスやマーク・ザッカーバーグが同じ服を着ているのは、服の選択をやめたからです。イチローがカレーばかり食べるのは、食事の選択をやめたからです。ムダを省いてスリムな成功を求めましょう。
また、最短ルートを突き進むためには目標は必須です。目標を掲げて、無駄を徹底的に削ぎ落としましょう。
3 能力を伸ばす
とにかく効率の良い方法で能力を伸ばしていきます。 例えば、昔から言われている方法として、マーカーを引く勉強法には効果がないことが分かっています。
能力を伸ばす研究はたくさん行われており、効果のあるものは大体わかってきています。自分に合った勉強を探すよりも、研究で効果の証明された方法を使うほうが、無駄な時間を削減できます。
分散学習や再起といった効果のある方法を用いて、しっかりと記憶に定着させましょう。これらの勉強法の詳細については、下記からどうぞ。
4 発展させる
知識はただ覚えるだけでは効果がありません。実際に勉強した内容を、何か他のことに応用させることが一番重要です。
テストの点が良くても何の意味もありません。知識を人生の役に立てるには、大事な情報を大事なときに思い出せるようにならなければなりません。
他の物事に応用させるために、自分の記憶から 正しく知識を引っ張ってこれるようなトレーニングを行いましょう。
ここにも想起や体験学習が役に立ちます。今まで学んだ科学的に正しい勉強法は応用も可能にします。
5 関連付ける
個別の事実だけを勉強していては、すぐに知識を引っ張り出すことはできません。
それぞれの学んだことはどのように関連しているのかについて、頭の中で体系立てることが重要です。そうやって体型出した知識は忘れにくく、 すぐに記憶から引っ張り出すことができます。
また 他の分野にチャレンジする時も、体系立てた知識というのは応用が効きやすく、使いやすいです。
ネットワークを意識して知識を溜め込むことで、瞬時に引き出せて、しかも忘れない知識を身につけられます。ネットワーク化で知識を研ぎ澄ますことで、雑多な石ころが貴重な宝石となります。
6 再考する
自分が分かってないことを知りましょう。 自分の知識の範囲は、意外と正しく理解できてないことが多いです。
ソクラテスは無知の知という言葉を残しています。これは、自分の知らないことを知らない人を指して蔑んだ言葉です。
本を読むとその分野がわかった気になりますが、実はそれは無知の知に陥っています。何を知らないかを調べないと、人は成長を止めてしまいます。
無知の知を知る一番の方法はテストです。定期的にテストをして、自分が知らない部分がどの部分なのかを理解しましょう。そうすることで、勉強すべき部分がわかります。
また、テストによって重点的に自分の知らない(苦手な)分野を勉強することができるようになります。テストは前に進んでいない感じがして苦手な人が多いですが、テストは進むべき先を示す羅針盤を得ることが目的なのです。
おわりに
今回は勉強法についてまとめました。勉強法は一生もののスキルなので、正しい勉強法で取り組めているか振り返りのためにも、度々見返しましょう。
youtubeでも発信しています。そちらもどうぞ。