Youtube登録者5000人突破!!

【学習テク】科学的に勉強の効率を上げる方法 #3能力を効率よく伸ばす

科学的な勉強の効率化について一連の記事にしてあります。合わせて他の記事もどうぞ。

はじめに

世の中には「効果のある勉強法」「効果のない勉強法」があります。

これを直感的に見抜く事ができれば、苦労はないのですが、意外と直感に反する勉強法が効果をもたらすことが多いです。

「直感的に効果のありそうな勉強法」と、「実際に効果のある勉強法」が異なるせいで、多くの人が間違った勉強法を使っています。

そこで今回は、研究で証明された、本当に効果のある勉強法を紹介したいと思います。今までの学校で習った勉強法とは大きく異なる勉強法なので、抵抗があるかもしれません。でも大丈夫です。全て科学的な実験に基づいていますので、安心して使ってもらえればと思います。

本当に効果のある勉強法である「分散学習」とは?

勉強する際に、色々な分野の知識を組み合わせて一緒に勉強することで、効果が上がることが研究にて分かっています。このように様々な分野を分散させて勉強する方法を、「分散学習」といいます。

わかりやすい例を出すと、受験勉強中に歴史や英語などを一日にまとめて勉強するのが、分散学習です。英語も、文法だけでなく単語など様々な分野が混じっているほうが、効果が上がります。

研究によると、実際に複数の 分野を混ぜ合わせて勉強することで、時には40%も成果が向上することがわかっています。

これは、色々な分野の勉強をまとめてすることで、体系的に理解ができたためであると考えられています。例えば、数学のベクトルだけを勉強すると、解き方の流れに着目してしまいがちです。しかし、色々な問題があると、どの問題とどの解き方が組み合わさるかという一番重要な部分に着目できるようになります。これが、分散学習の効果なのです。

スポーツにも分散学習が使える

例えば、バスケットボールの練習について調べたわかりやすい研究があります。フリースローの 練習をする際に、ただフリースロー位置から練習してもらったグループと、他の位置でのシュートも練習したグループに分けました。その結果、色々な位置で練習したグループのほうが、シュート率が上がるということわかっています。

このような結果が出た理由は、「立った位置からシュートを決める」という根本的なスキルについて 理解が深まったためです。 様々な位置で練習することで、共通して重要な部分について目を向けることができ、本当に大事なことについて集中して取り組むことができるようになったのです。

逆に、最も良くないのは同じ練習を何度も連続して行うことです。同じことを繰り返しても 得られるものはそう多くありません。 練習時間=上達ではないのです。もし、得たいスキルがあれば、似た分野と組み合わせて変化をつけながら学ぶようにしましょう。

おわりに

今回は勉強効率化について解説しました。他にも学習効率化についてシリーズで書いているので、そちらもご覧いただけると幸いです。

また、youtubeにも動画出してます。そちらもどうぞ。