【オリーブオイル】「エクストラバージン」ってどういう意味？を解説

「エクストラバージンオリーブオイル」
普段オリーブオイルを買う時に耳にしている言葉です。しかしどれだけの人が正しくその意味を理解しているでしょうか？

今回はエクストラバージンオリーブオイルとは何なのかについて簡単に紹介したいと思います。

オリーブオイルの作り方のおさらい

オリーブオイルは収穫されるとすり潰されてペースト状にされます。昔ながらの方法では、その後に麻を使ってオイルを絞り出します。現在では遠心分離機が使われている場合がほとんどで、この良い点としては空気に触れる時間が短いので品質が良くなります。この空気に触れる時間もエクストラバージンオイルの「 エクストラ」と言われる部分にも影響してきます。

バージンとは？

まずバージンオリーブオイルとは何かについて簡単に紹介したいと思います。「バージンオリーブオイル」とは、オリーブからオイルを搾油する時の初しぼりのオイルのことを言います。 １つのオリーブから1回目に絞った油、つまり一度しか取れないためとても貴重なオイルになるというわけです。 市販品のバージンオイルが多いため、あまり貴重に感じられないかもしれませんが、一つのオリーブから1度しか取れないということを考えるとかなり貴重な製品です。

エクストラ

エクストラバージンオリーブオイルの「エクストラ」という部分は、酸化の度合いによって決定されます。具体的には0.8％以下の酸性度でないとエクストラバージンオリーブオイルは認められません。では酸性度とはなにかというと、処理方法によって品質が保たれているかという指標になります。例えば絞る時に空気が触れて酸化してしまうだとか、オリーブが傷ついていて品質が悪かったりとかということを見極められるのが「エクストラ」という表記の部分になります。つまりどのくらい空気に触れたかどうかというのが品質を左右するというわけです。